前回、真のラスボスである19号を倒すことができました。
人造人間の製作者である、20号こと ドクター・ゲロはアジトへと逃げ出しました。
トランクスも合流し、Z戦士 全員でそのあとを追いかけます!
…徒歩で。
アジトへ突入すると、すでに17号と18号は動き出していました。
17号たちはゲロを倒し、16号を目覚めさせます…!
その場から離れていく17号たちを、再び追いかけるZ戦士たち!
…やっぱり徒歩で。
挑発的な17号の態度に、業を煮やすベジータ。
17号・18号とのバトル開始だ!
トランクスが加わり、総勢9人のZ戦士が集結しました。
トランクスは超サイヤ人状態での参戦となり、とても頼りになる戦力です。
ベジータと同じようにオートで戦うため、プレイヤーはカードを選択できません。
さすが親子ですね。
これで超サイヤ人に変身可能な戦士が3人となりました。
劇場版【三大超サイヤ人】のように、3人の超サイヤ人を揃えたい! と思ったプレイヤーもいたことでしょう。
……しかし!
これまで何度かお話ししたように、ベジータはもう超サイヤ人になってくれません。
なので、悟空とトランクスが超サイヤ人の中、ベジータだけノーマルという なんとも締まらない画になってしまいます…。
パッケージの絵も、ゲームのタイトル画面も3人の超サイヤ人が映っているのに。
これじゃあタイトル詐欺だ!と訴えられてもおかしくありません。
本当に空気の読めない王子です…。
このベジータにはDBの原作総読破と、アニメシリーズ全話視聴という名誉ある罰でも与えてほしいと思います。
Z戦士vs双子の人造人間、大総力戦の幕開けです!
17号と18号は、19号より劣りますが高い攻撃力を持っています。
(なんかこの文章がもうすごい)
二人を相手にしなければならないため、こちらの被ダメージも大きくなってしまうでしょう。
初参戦となるトランクスが優秀です。
人造人間たちにも、200を超える高いダメージを与えることができます。
悟空がパーティを離脱していた場合、特に重要な攻撃役となるでしょう。
しかし、トランクスには弱点もあります。
初期状態なのでレベルが40と低く、HPが500に満たないため 攻撃を受けると一撃でやられてしまうのです。
これでは、せっかくの超サイヤ人パワーもうまく活かすことができません…!
しかし、原作のサイヤ人にはある特性が備わっていました。
そう、死の淵から復活すると、強さを大きく増すという特性が…!
ゲーム内でもその設定は活かされています。
なんと、戦闘不能になったサイヤ人キャラが仙豆で復活すると、レベルが1上昇するのです…!
なんという再現性でしょう。 本当にファミコンのゲームかと疑ってしまうほどです。
この復活を繰り返し レベルを3~4程度上げれば一撃ではやられなくなります。
何度やられても起き上がる、ゾンビのような執念さで人造人間を追いつめてやりましょう!
また、このバトルではサブキャラの援護攻撃も重要です。
特にチャオズの『超能力』、クリリンの『拡散エネルギー波』が頼りになるでしょう。
Z戦士の力を結集させ、苦戦を強いられながらも勝利することができました。
そして、3人目の人造人間、16号が動き出します。
次回『悟空と16号の一騎打ち!』
原作では描かれなかった、もう一つの戦い…!
<キャラクターズファイル>
超サイヤ人 トランクス
流派【 惑 】
20年後の未来からやってきたベジータの息子。突然現れ、正体を明かさぬままいきなり超サイヤ人になり、メカフリーザを一刀両断し、かなりインパクトのある登場シーンで、当時のジャンプ読者の度肝を抜いた。
悟空が心臓病で死んだ未来を生き、生き残った孫悟飯を師として教えを受けていたが、人造人間に悟飯を殺される。
原作の『トランクス ザ ストーリー』で、少年期のトランクスは悟飯との修行ですでに超サイヤ人になっていた。DBZアニメスペシャル『絶望への反抗~』では、悟飯の死をきっかけに超サイヤ人となった。
過去へと渡り 絶望の未来を変えるため、悟空に心臓病の薬を渡す。再び現代にやってきた際は、父ベジータの非情さから確執を持つ。
ベジータを助けるために18号たちに挑むが、現代の人造人間は未来のそれより強く、歯が立たずにやられてしまった。超サイヤ人を超えるというベジータに触発され、共に修行をしようと決意する。
〈ゲームでの性能〉
超サイヤ人状態での参戦となる最後のZ戦士。高い攻撃力を持っており、対人造人間に重要な戦力となる。父ベジータと同じようにオートで戦うため、こちらからは指示できない。
本文にもあるように、初期レベルが低いためにやられやすい。仙豆を使い、復活レベルアップさせていくといいだろう。17号たちを倒すとレベルが50近くに上がるため、悟空が離脱したストーリーでの16号とも善戦できる。
技は『エネルギー波』『複数エネルギー波』『剣攻撃』『バーニングアタック』と、バリエーション豊富だが、なぜか流派が一致しても技を使ってくれない。大技『バーニングアタック』には専用グラフィックも用意されているが、やっぱり使ってくれない。こういう所はベジータ譲りか。
人造人間 17ゴウ
流派【 造 】
ドクター・ゲロにより造られた17番目の人造人間で、エネルギーのタイプは永久式。18号とは姉弟で、元は不良だった。ゲロに勝手に改造されたらしい。
大きなパワーに振ったせいか、精神面のコントロールが上手くできず反抗的で、ゲロも手を焼いていた。試行で目覚める度に、緊急停止コントローラで活動を停止させられてきたようだ。最後に目覚めた際は、従順なフリをしてコントローラを奪い、ゲロを殺した。
神と融合したピッコロと互角の強さを持つ。自身の強さに絶対的な自信をもち、最強の戦士を自負していたが、パワーアップしたセル(第一形態)に吸収された。
近年のDBシリーズでは再登場を果たしている。
〈ゲームでの性能〉
18号とタッグで戦う。攻撃力は高いが、19号には劣る。技は『エネルギー波』と『複数エネルギー波』。
防御力がやはり低いので、HPの減りに気をつけていれば十分勝てる相手だろう。
人造人間 18ゴウ
流派【 造 】
ゲロの造った18番目の人造人間。エネルギーのタイプは17号と同じ永久式。DBでは貴重な女の子戦士といえる。17号よりはパワーが抑えられているが、やはりゲロの言うことを聞かなかった。
目覚めた後、ハイウェイで追ってきた超サイヤ人ベジータと対決。スタミナが切れてきたベジータを追いつめた。17号曰く、ベジータとピッコロたちを同時に相手すると、さすがに18号でも負けてしまうらしい。
気の強い性格で口調が粗くなることも多い。しかし、セルと戦おうとする16号を止めようとしたり、体内の爆弾を取り除いてくれたクリリンに好意をもつなど、根はやさしいよう。
女の子らしくオシャレが好きで、原作の人造人間編では3パターンの服装で登場した。
のちにクリリンと結婚し、娘のマーロンを授かる。
〈ゲームでの性能〉
17号と共に戦う。17号よりもわずかに攻撃力が低い。残念ながら、このゲームでは最も弱い人造人間ナンバー。
技は『エネルギー波』と『複数エネルギー波』。防御力が低いので、どちらかに集中攻撃をしていればすぐに倒せるだろう。