ステージ2へと移り、雪山が舞台。
わたし大好き、みんなも大好き、 ベジータ 登場です!
宇宙最強を目指し、打倒カカロットを掲げる勇ましい頃のベジータです。
ビンゴでダンスなんて踊らない!
タコヤキなんて作らない!
超愛妻家でもない!
そんな頃の非情なベジータなのです!
彼は雪山で修行中に惑星戦士を発見します。
その手にはドラゴンボールが…。
ナメック星のボールはデカいので遠目でもわかったんですね きっと。
ベジータ「一応、たたきつぶしておくか!」
ひどい!
惑星戦士がせっかく見つけたのに!
苦労して手に入れただろうに!
きっと基地にボールを運びながら…。
「やっと取れたぜドラゴンボール。クウラ様に褒めてもらえるかな~。昇給だってあるかも…。そうだ! 今度の給料日ちょっと豪華なもの食べちゃおう♪」
なんて涙を誘うような、ささやかな贅沢を考えていたのかもしれません。
いいじゃないですか!
下っ端にだって楽しみは必要なんです!
それが明日の仕事の活力になるってもんです!
しかし、ベジータはそんな下っ端社員のささやかな楽しみを、堂々とぶち壊しに行きます。
しかたありません…。
この頃のベジータは 非情 ですから!
このステージ2では、ベジータが一人で戦っていくことになります。
レベルは初期値の31ですが、基本能力が他のZ戦士より高めになっています。
HPに至っては他のキャラより2倍ほど高いので、ソロでもわけなく戦っていけるのです。
まあ回復おこたると、結構やられやすいですが…。
流派は 惑 のみです。 昔っから 惑 ですね。
必殺技は『エネルギー波』と、
消費KI250の『ギャリック砲』。
さらに『KIを練る』ことで、
大技『ビッグバンアタック』が使えます。
悟空の超元気玉に次ぐ威力の必殺技です。
消費KIも400と高めなので、レベル35以降で使用できることになります。
ザコ敵を蹴散らしながら西へ進んでいくと、基地を発見。
乗り込もうとするが、突如 バリア に阻まれる!
すぐに旧式のバリアと見抜いたベジータ。
さすが元フリーザ軍、昔の職歴が活きていますね~。
2つのバリア発生装置を壊し、基地へと乗り込むとボス カーマス出現!
……こいつも今までに出てきたザコ敵だ。
クウラ軍の人材不足もかなり深刻なようです。
「オレは その汚えツラを見ると ムカムカするんだ!」
汚え花火だ! みたいな発言です。
言葉通り花火になってもらいましょう。
「ギャリック砲ーッ!」
ワンキルでした♪
「ふんっ! ザコが!」
いいですね~。
こういう言葉のつかい方が、当時のベジータっぽくて好きです。
この基地のボス(おそらくは給料日にスキヤキでも食べようと思っていた)カーマスを倒し、最後のドラゴンボールを手に入れました!
そこへ他のZ戦士が駆け付けます。
ボールを集めてくれたのかと聞かれるベジータ。
「か、かんちがいしないでよね! ///
あんた達のために、ボールを集めてあげたわけじゃ ないんだからね! ///」
そんなニュアンスの言葉を残し、ベジータは飛び去ります。
サイヤ人の王子には、間違いなく ツンデレ属性 があると思われます。
ともかく、これでナメック星のドラゴンボールは7個集まりました。
これで悟空を生き返らせられる!
<キャラクターズファイル>
ベジータ
流派【 惑 】
惑星ベジータに生まれたサイヤ人の王子。幼少期から高い戦闘力をもち、少年時代には父親の王を超える強さを身につけていた。
非常にプライドが高く、部下であったナッパをあっさりと殺すほど非情な性格をしている。
ドラゴンボールで永遠の命を得ようと地球を強襲した際、宿命のライバルとなる悟空(カカロット)と出会う。
宇宙の帝王フリーザに服従してきたが、ナメック星で本格的に反旗を翻す。どんどん戦闘力を高めていったが、結局 最終形態のフリーザに敗れ、悟空に思いを託し絶命する。
その後、ナメック星のドラゴンボールで復活し、地球へとやってきた。対人造人間に向け、そして超サイヤ人の悟空を超えるため厳しい修行に身を置く。
近年の設定では、ターブルという弟がいるよう。ゲームでは今作がクウラと初絡みとなる。
〈ゲームでの性能〉
各ステータスがとても高く、スタート時には単身で挑むこともあり、HPと攻撃力がかなり高めとなっている。
最高レベルのHPは全キャラ中2番目、KIはトップ。KIを練らずに『ギャリック砲』が撃て、必殺技の『ビッグバンアタック』は悟空の『超元気玉』に次ぐ高威力。
流派が 惑 の一種類のみだが、通常攻撃でも十分強い。さらに超サイヤ人になることもでき、攻撃力と防御力が大きく上昇する。
超サイヤ人悟空よりわずかに劣る強さだが、それでも他キャラを寄せ付けない超強力なキャラクターといえる。
だが、ベジータは特性上、その超サイヤ人が上手く機能しない。ベジータ一人のストーリーではマニュアル操作できるが、パーティバトルではオートで闘うことになってしまう。
オート戦闘では、手持ちのカードを選ぶことができず、カード効果も発生しないため 扱いづらい。さらに、オートでは『KIを練る』と『超サイヤ人変身』は使ってくれない。
なので、超サイヤ人のベジータを見ることができるのは特定のイベント戦でのみ。しかも重要な次戦では、変身が解けているという何とも残念な仕様。
後半になればなるほど使い勝手が悪くなってしまう。ちなみにベジータをマニュアル操作できるのは、シリーズで今作が初めて。