始まりは、超サイヤ人孫悟空 と 最終形態フリーザのバトル。
いきなりの頂上決戦だぜ！
前作【ＺⅡ 激神！フリーザ】では、超サイヤ人となった悟空は使用できませんでした。
なのでプレイした当時、この対決がとても嬉しかったのを覚えています。
前作では圧倒的な強さを誇ったラスボス フリーザ。
しかし、今作での彼の攻撃は、悟空に一切当たりません。
プレイヤーの勝ちが決まった、チュートリアル的な戦いとなっているのです。
いわばプレイヤーの勝ちが決まった接待バトルです。
かつての暴君も、次回作ではザコ扱いなのだ…。
でも喜べフリーザさん、あなたリアルタイム23年後に ゴールデン化 して戻って来られるよ！
ナメック星の神龍、ポルンガにより地球へとやってきた悟飯たち。
死んでしまったと思われる悟空を生き返らせるために、ドラゴンボールを集めることにします。
ところが、他にもボールを集めているヤツらが…。
そう、フリーザの兄 クウラ が地球のドラゴンボールを狙って、先発隊を派遣したのだ！
少し原作の話と異なってきました。
個人的にこういう ＩＦストーリー は大好きです。
「そうか、じゃあ死ね！」
いいですね～、昔の情け容赦のなかったピッコロさん、カッコいいです。
後に、ゴテンクスに振り回されたり、悟飯の娘パンの子守りに勤んだりと子煩悩なキャラになってしまい…いや、言うまい。
このパートでは、主にクウラ機甲戦隊の色違いキャラが、ザコ敵として登場します。
上でピッコロさんにトドメを刺されたのは、サウザーの下位種フレインです。
こいつら同じ星の出身なのだろうか…。
あ、そういえば ギニュー特戦隊のジースって、サウザーと同じ惑星の出身なんですよね。
知ってた？
え？ ドラゴンボール好きには常識？
そうすか……。
＜キャラクターズファイル＞
ゴハン
流派【 魔 神 】
孫悟空とチチの息子。４歳の頃、悟空の兄であるラディッツにさらわれた。来たるベジータらサイヤ人との決戦に向け、ピッコロに鍛えられる内に戦士としての自覚が芽生える。
感情が高ぶると、驚異的な強さを発揮する。ナッパ、ベジータ、リクーム、フリーザなど当時最強クラスの強敵と戦ってきた。
このゲームのストーリーでは、クリリンだけでなく ヤムチャや天津飯たちもナメック星へ渡り、フリーザ軍と戦ったことになっている。
最初は能力値が低いものの成長と共に大きく上がっていくという、原作の悟飯の特性を活かしたような設定となっている。
前々作【ＺⅠ 強襲！サイヤ人】では、最終レベルの戦闘力が悟空を上回ったほどである。
〈ゲームでの性能〉
攻撃力もＨＰも低めであり、気を練ることで放てる『魔閃光』も全大技中、最も弱い。
が、それを補って余りあるほどの成長スピードを見せてくれる。
レベルアップの早いベジータ、ピッコロよりもさらに早く、レベル41までは最速であり、地球人勢の３分の１程の経験値量で済む。
後半は超サイヤ人勢に押されるものの、中盤までは大いに活躍してくれる。
ピッコロ
流派【 魔 界 神 】
かつて世界を恐怖のどん底に陥れたピッコロ大魔王の生まれ変わり。第23回天下一武道会決勝戦で、悟空と死闘を演じた。
ラディッツらサイヤ人に対抗するため、悟空と共闘。その後、悟飯と共に過ごす内にかつての粗暴さが消え、悟飯を庇い死亡した。
ナメック星に渡り、戦士タイプのネイルと融合。フリーザ第二形態をも上回るパワーを手に入れた。
この ゲームのストーリーでは、ベジータたちとの戦いで唯一命を落としたことになっている。
〈ゲームでの性能〉
ベジータ以外のＺ戦士の中では、悟空に次ぐ強さを誇る。
シリーズでは、多種多様な技がピッコロの特徴であったが、今作の技は二種類のみ。
他キャラの『エネルギー波』に相当する技が『魔光砲』となっており、威力も若干上。
超サイヤ人勢の強さには及ばないものの、最強のナメック星人パワーを存分に発揮してくれる。